おにぎり専門店が監修し、おにぎりに合う味付けにした豚汁(右)=13日、東京都品川区

ローソンは13日、おにぎりとの相性にこだわった豚汁などスープ7品を19日から順次発売すると発表した。従来品に比べ容量を減らし、価格は全品351円と約2割安くした。おにぎりなどとの併売で販売増につなげ、スープ商品全体の売上高で前年比1割増を目指す。

全国の約1万4000店で販売する。おにぎり専門店「おにぎり浅草宿六」(東京・台東)が監修した「こだわり味噌の豚汁」は、複数の味噌を合わせることで、おにぎりのコメの甘みが引き立つようにした。ほかに「8種具材のポトフ」や牛骨だしを使った「旨辛ユッケジャンスープ」も販売する。

おにぎりなど他の商品と合わせて購入しても、購入総額が500〜600円に収まるようにした。開発を担当した商品本部の真野あかね・チーフマーチャンダイザーは同日の説明会で「従来のランチのほかに、夜食や間食など食事のシーンが多様化している。来店客が自分で商品を組み合わせて食事を設計できるようにした」と狙いを説明した。

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