阪神高速道路会社は13日、松原線の喜連瓜破(きれうりわり、大阪市)―三宅(大阪府松原市)間の通行を12月7日午前5時に再開すると発表した。喜連瓜破の橋梁架け替えのため2022年6月から終日通行止めにしていた。当初は25年国際博覧会(大阪・関西万博)開幕前の25年3月末の通行再開を予定していたが、工期が短縮し、3カ月余り前倒しする。

阪神高速松原線の橋桁の架け替え工事(9月、大阪市平野区)

松原線は大阪府の南東部と都心部をつなぎ、1980年に全線開通した。喜連瓜破の橋梁はコンクリート橋だったが、設計で想定した以上に中央のつなぎ目部分が垂れ下がった。抜本的な対策としてつなぎ目がない鋼製桁に架け替えるため、喜連瓜破―三宅間を通行止めにして工事を進めている。

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