12日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=153円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比13銭円安ドル高の1ドル=153円76~77銭。ユーロは36銭円高ユーロ安の1ユーロ=163円86~89銭。

 前日に円安ドル高が進んだため、利益確定や持ち高調整による円買いドル売りが先行した。その後、国内輸入企業の実需による円売りドル買いが入った。

 市場では「トランプ次期米大統領の経済政策が意識されてドルが買われやすい状況も続いている」(外為ブローカー)との声があった。

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