USJの新エリア「ドンキーコング・カントリー」で報道陣に公開されたアトラクション施設内部(12日、大阪市此花区)

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を運営するユー・エス・ジェイ(大阪市)は12日、新エリア「ドンキーコング・カントリー」を12月11日に開業すると発表した。海外でも人気の高い任天堂のゲームを題材にして、訪日客などを呼び込む。

2021年に開業した「スーパー・ニンテンドー・ワールド」を1.7倍に拡張して、新エリアを設ける。

12日、エリアのシンボルとなる建物「黄金のしんでん」の内部やトロッコ型のジェットコースターなど一部を報道公開した。

報道陣に公開されたアトラクション「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」(12日、大阪市此花区)

ジェットコースターでは巨大な樽(たる)から飛び出す演出や、レールが途切れて空中を走行するような仕掛けも採用した。敵キャラクターからアイテム「ゴールデンバナナ」を守るというストーリーだ。

エリア内にはジャングルを模した装飾が施され、ドンキーコングの世界観を味わえる。スマートフォンを使いながらエリア内に散らばるアイテムを集めるしかけを用意する予定で、ゲームをやりこむ要素もテーマパークに落とし込んだ。

USJはインバウンド(訪日外国人)の来園客が急増している。北米など海外でも人気の高いドンキーコングを題材にした新エリアで来園客の増加を狙う。

「ドンキーコング・カントリー」はジャングルの世界観を再現した(8月撮影)

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