記者会見する東京きらぼしFGの渡辺寿信社長(1日、東京・港)

東京きらぼしフィナンシャルグループが1日発表した2024年3月期の連結決算は、純利益が前の期比21%増の256億円だった。貸出金利の上昇や企業向け融資の増加で利息収入が増えた。25年3月期の連結純利益は与信関係費用や税負担の増加で前期比4%減の245億円を見込んでいる。

24年3月期のきらぼし銀行単体のコア業務純益は、23年3月期の特殊要因の反動で減益となったものの、税引き利益は10%増の303億円だった。M&A(合併・買収)や事業承継向けのストラクチャードファイナンスが引き続き好調だった。

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