スカイマークが11日発表した2024年4〜9月期連結決算は、最終損益が5億9000万円の赤字(前年同期は33億1800万円の黒字)に転落した。原油高によるコスト増に加え、為替差損が発生した。
同日、経営の混乱が続く米ボーイングの小型機「737MAX」の受領時期について、従来計画の25年7〜9月期から26年1〜3月期以降に変更すると明らかにした。
売上高にあたる事業収益は5%増の544億円。旅客需要は堅調で同期間で過去最高を更新した。営業利益は27%減の23億円。原油高による燃料費の増加などを吸収できなかった。外貨建て資産の評価替えに伴う為替差損や法人税等調整額の計上もあり最終赤字になった。
25年3月期の連結業績予想は据え置いた。事業収益は前期比8%増の1122億円、営業利益は25%減の35億円、純利益は40%増の42億円を見込む。
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