大手百貨店3社が1日発表した4月の既存店売上高(速報)は、全社が前年同月を上回った。気温の上昇に伴い、夏物の衣料品が売れた。訪日客への販売も好調を維持した。  上昇率は高島屋が16・3%、大丸松坂屋百貨店が13・5%、三越伊勢丹ホールディングスが11・3%だった。薄手のブラウスやTシャツなどに加え、日傘やサングラスなども好調だった。「例年に比べて気温の変化が急激で、売れ出したのが早い」との声も聞かれた。  免税売上高は、大丸松坂屋と高島屋が約3・1倍、三越伊勢丹が約2・4倍だった。高級ブランド品の人気が続いている。


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