丸一鋼管は8日、2025年3月期の連結純利益が前期比32%減の178億円になりそうだと発表した。17%減の216億円とした従来予想から38億円下方修正する。国内の建築向け需要が落ち込んでいる。北米の半導体関連の設備投資が停滞しており、ステンレス配管の販売も減少する。年間配当は従来予想を据え置き、前期と同額の131円を見込む。
同日発表した24年4〜9月期決算は、純利益が前年同期比48%減の73億円だった。売上高は1%減の1335億円。国内での建設・自動車向けの販売減や、北米における鋼管価格の下落が響いた。
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