三井金属

三井金属は8日、2025年3月期の連結純利益が前期比79%増の465億円になる見通しだと発表した。従来予想を35億円上回る。亜鉛市況の好調により金属事業が伸びる。年間配当は記念配当の15円を積み増し165円を予定する。

売上高は7%増の6950億円、営業利益は77%増の560億円を見込む。それぞれ100億、90億円の上方修正となる。円安や亜鉛市況の好転で金属事業で在庫の販売益を計上したほか、銅箔など機能材料が伸びる。一方、下期には銅製錬所の大規模な定期修理など押し下げ要因も抱える。

同日発表した24年4〜9月期連結決算は、売上高が前年同期比12%増の3481億円、純利益が4.5倍の370億円だった。

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