財務省は8日、政府、日銀が急速な円安ドル高が進行していた7月11日と12日、2日連続で円買いドル売りの為替介入を実施したと発表した。総額は5兆5348億円。当時、日米の金利差から歴史的な円安に歯止めがかかっておらず、投機的な動きもあるとして当局が警戒感を強めていた。
7~9月の為替介入実績によると、介入の規模は11日が3兆1678億円、12日が2兆3670億円だった。4~5月の介入と合わせた今年の介入総額は、計15兆3233億円となった。
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