マツダが発表したことし4月から9月までの半年間のグループ全体の決算によりますと、売り上げは2兆3939億円と前の年の同じ時期より3.3%増え、この時期としては過去最高を更新しました。
一方、本業のもうけを示す営業利益は1030億円で20.5%減少し、最終的な利益も353億円と67.3%減少しました。
これは、国内や中国などで販売が減少したことや、アメリカでてこ入れとしてのディーラーへの販売奨励金がかさんでいることなどが主な要因です。
また、今年度1年間の業績の見通しを下方修正し、売り上げは5兆3500億円の予想を5兆円に、最終的な利益は1500億円から1400億円にそれぞれ引き下げました。
記者会見で毛籠勝弘社長は、「反省すべき点をきちんと正して、経営環境の大きな変化に対応していけるよう、原価低減をはじめ、まったなしのスピード感で取り組んでいかなければならない」と述べました。
一方、マツダはこの中間決算を7日午後3時半に発表する予定としていましたが、誤ってそれより早く自社のホームページに表題を掲載してしまったため、決算の発表自体を7日正午に早めました。
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