円安で家電の製造コストが膨らんだが、製品の値上げを進めて赤字幅を縮小した

バルミューダが7日発表した2024年1~9月期の連結決算は最終損益が2億3100万円の赤字(前年同期は18億2000万円の赤字)だった。1〜9月期の最終赤字は2年連続。円安が進み、海外工場に委託している製造コストが膨らんだ。

売上高は9%増の87億円だった。トースター製品の販売が堅調だった。製品の値上げや人員削減などを進めたが、円安によるコスト増を補えず、営業損益は2億3800万円の赤字(前年同期は11億4300万円の赤字)だった。

24年12月期通期の連結業績見通しは据え置いた。売上高は前期比2%減の128億円、最終損益は5000万円の黒字(前期は20億円の赤字)を見込んでいる。

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