西武ホールディングス(HD)は7日、不動産事業を担う子会社「西武リアルティソリューションズ」の商号を「西武不動産」に2025年4月1日付で変更すると発表した。同時に不動産関連のサービスを手掛ける2社を西武不動産の傘下に置く形にし、成長を目指す。
西武HDは商号変更に先んじて不動産運営などを担う「西武不動産プロパティマネジメント」を24年11月に新設する。その上で25年4月1日付で警備や清掃のサービスを手掛けながらビルを管理する「西武SCCAT」の商号を「西武不動産ビルマネジメント」に変え、西武不動産プロパティと合わせた2社を西武不動産の子会社にする。
7日はモルガン・スタンレー・キャピタルなどと不動産を扱う私募ファンドを共同で運用することも発表した。西武HDとモルガン・スタンレー・キャピタルが共同で特別目的会社を設立する。両者が運用する不動産などを私募ファンドに組み込み、25年4月時点の運用資産残高を130億円程度にする計画。27年度までに1000億円規模に引き上げる。
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