有沢製作所は7日、2025年3月期の連結純利益が前期比約2倍の32億円になる見通しだと発表した。従来予想は24億円だった。主力事業の電子材料がスマートフォンや半導体の需要回復によって好調なほか、産業用構造材料やディスプレー材料の売上高も堅調に推移していることなどを踏まえ、上方修正した。

売上高は同17%増の492億円(従来予想は489億円)、営業利益は同2.8倍の42億円(従来予想は32億円)にそれぞれ引き上げた。

同日発表した24年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比3.8倍の21億円、売上高は同27%増の251億円だった。

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