7日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=154円近辺で取引された。

 午後5時現在は前日比06銭円安ドル高の1ドル=153円99銭~154円01銭。ユーロは36銭円安ユーロ高の1ユーロ=165円58~62銭。

 米大統領選でのトランプ前大統領の勝利を受け、減税などでインフレ圧力が高まるとの見方が広がり、前日の米長期金利が上昇。このため午前は日米金利差の拡大を意識したドル買い円売りが進んだ。午後はその反動で円買いが入った。

 市場では、米連邦準備制度理事会が金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控え「様子見姿勢もある」(外為ブローカー)との声が出ていた。

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