6日のニューヨーク株式市場では、共和党のトランプ前大統領が当選を確実にし、減税策への期待感などからダウ平均株価が1500ドルを超えて値上がりし、最高値を更新しました。

これを受けて東京市場では、取り引き開始直後、幅広い銘柄に買い注文が出て、日経平均株価は、一時、400円以上値上がりしました。

ただ、日経平均株価は6日、1000円を超える値上がりとなったこともあって、7日はいったん利益を確保するための売り注文も出ています。

市場関係者は「トランプ前大統領が掲げる減税策などはアメリカの景気を押し上げる効果があるとして、日本企業でも輸出関連の銘柄を中心に株価を押し上げている。ただ、きのう大幅に値上がりした銘柄を売る動きも出ていて、売り買いが交錯する展開となっている」と話しています。

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