コンパクトな双眼鏡は旅行や外出の際に手軽に携行でき、観劇やスポーツ観戦、野鳥観察などを満喫したい時に便利だ。軽量で好みの色が見つけやすい商品やレトロなデザイン、視界が鮮明なタイプがあり、用途などに応じて選べる。(共同通信=川村剛史記者)
ビクセン(埼玉県所沢市)の「アリーナH+」は、重量が195グラムと軽く、畳むと手の中に収まって持ち運びしやすい。ピンクなど5色あり、好きな色を選べる。倍率は8倍。レンズ全面に反射防止のコーティングを施して視界を明るくし、コンサートや演劇をじっくりと楽しめる。防水設計で、雨の日の野外でも使える。希望小売価格は1万2100円。
ニコンイメージングジャパンの「ミクロン 6×15CF」は、約100年前に初代を発売したブランドの復刻版だ。金属製の本体は伝統的なデザインを踏襲し、レトロ調の商品を好む人たちには魅力的だ。倍率は6倍で、近くの対象にピントを合わせやすい。旅行や観劇のほか、美術館などでじっくりと鑑賞したい時に便利だ。実勢価格は4万円前後。
ケンコー・トキナー(東京)の「ウルトラビューEXコンパクト8×32」は独自の光学設計で、光の透過率を高めて解像力を向上させた。重量375グラムでコンパクトながら、明るく鮮明な視界で野鳥観察などにも使える。突然の雨でも対応する防水仕様で、倍率は8倍。希望小売価格は3万3千円。10倍の商品もある。(いずれも価格は変動する場合があります)
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