1日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=157円台後半で取引された。
午前10時現在は前日比89銭円安ドル高の1ドル=157円74~76銭。ユーロは25銭円安ユーロ高の1ユーロ=168円15~24銭。
4月30日発表の米国の雇用関連指標で賃金上昇圧力の強さが示され、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを先送りするとの観測が強まった。米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を材料視したドル買い円売りが優勢となった。
市場では、円安ドル高が加速すれば「政府・日銀が再び為替介入に踏み切る可能性もある」(外為ブローカー)と警戒する声が出ていた。
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