5日のニューヨーク株式市場では、この日に発表されたアメリカの非製造業の景況感を示す経済指標が市場の予想を上回ったことで、景気の堅調さが確認され、買い注文が広がりました。
ダウ平均株価の終値は前の日に比べて427ドル28セント高い4万2221ドル88セントでした。
市場では、アメリカ大統領選挙の投開票日を迎え、その結果を先読みしようと取り引き開始直後には売り買いが交錯する場面も見られました。
市場関係者は「トランプ氏の勝利を予想する一部の投資家の間では、規制緩和による恩恵を受けるのではないかとの期待から、金融などの銘柄を中心に買い注文が広がったことも株価を押し上げた。ただ、市場全体ではどちらが勝つかは不透明だとして様子見のムードも出ている」と話しています。
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