米大統領選投開票日の5日、ニューヨーク株式市場では、主要企業でつくるダウ工業株平均が427ドル値上がりした。この日に発表された経済指標が市場予想を上回り、米景気先行きへの期待が広がった。円相場は前日よりやや円高ドル安の1ドル=151円台後半を中心に取引された。

 ダウの終値は、前日より427.28ドル(1.02%)高い4万2221.88ドルだった。値上がりは2営業日ぶり。

 米サプライマネジメント協会が発表した10月の非製造業の景況感を示す経済指標が予想を大きく上回った。選挙結果をめぐる不透明感は残るものの、今後の米景気拡大の思惑から消費関連銘柄を中心に株式が買われた。(ニューヨーク=真海喬生)

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