ANAホールディングスは5日、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「ANA未来創造ファンド」を通じて、生成AI(人工知能)の基盤モデルを開発するSakana(サカナ)AI(東京・港)に出資したと発表した。出資額は非公表。4月に設立した同ファンドの出資案件として4社目になる。
サカナAIは2023年7月に米グーグル出身の著名なAI研究者らが設立した。ソニーグループやNTT、KDDIなどの大手企業も出資している。
ANA未来創造ファンドの規模は80億円で10年間の運用を想定している。4月の設立からこれまでに乗り合いタクシーのNearMe(ニアミー、東京・中央)と、超小型衛星開発のアクセルスペースホールディングス(東京・中央)、海外渡航者向けの仮想SIM通信サービスを手掛けるトリファ(東京・品川)に出資している。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。