在宅訪問薬局事業に関する経営助言を手掛けるHYUGA PRIMARY CARE(ヒュウガプライマリケア)は、調剤薬局予約アプリを展開する楽天グループと業務提携すると発表した。同アプリは薬の処方の予約などを通じて薬局利用客の利便性向上を図れる。訪問診療の需要拡大が見込まれるなか、お互いの加盟店を紹介してサービスを補完する。
ヒュウガプラは、在宅訪問薬局事業への参入を目指す中小薬局向けに経営助言する「きらりプライム」事業を展開している。楽天グループの提供する「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」は事前予約して処方せんをオンラインで送付すれば、その薬局で処方薬を指定の日時に受け取れるほか、処方薬の自宅配送も可能なサービスだ。
両社は団塊の世代の高齢化により訪問診療を必要とする人の増加が今後見込まれると判断。こうしたニーズに備え、経営助言と利用客の利便性向上につながるサービスを強みにネットワークの拡大を目指す。
- 【関連記事】売上高純利益率の高い中堅企業は 「手間いらず」が1位
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。