三菱自動車が販売するプラグインハイブリッド車(PHV)「アウトランダーPHEV」

三菱自動車の加藤隆雄社長兼最高経営責任者(CEO)は1日、日産自動車とホンダとの協業について、2025年3月までに協業内容をまとめたい考えを示した。日産とホンダが3月に協業検討を発表し、8月には三菱自も加わった。3社間で協業に向けた話し合いが進むなか、3社のトップで具体的な時期について言及するのは初めて。

三菱自のプラグインハイブリッド車(PHV)「アウトランダーPHEV」の新型車発表会の後、3社協業について記者団から尋ねられ、加藤社長は様々な検討を目下進めていると前置きした上で「来年3月ぐらいまでをめどに、いろんなことをまとめていきたい」と答えた。

また電気自動車(EV)の充電インフラや航続距離が課題となる中、PHVは「今の時代の最適解」と加藤社長は意気込んだ。同社の強みであるPHVについて、ホンダへの車両供給も可能性の一つと明らかにした。

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