オルガノは1日、2025年3月期の連結純利益が前期比24%増の215億円になる見通しだと発表した。最高益を見込む従来予想から39億円上振れする。人工知能(AI)向けの半導体の需要が増え、半導体工場の水処理プラントの受注が想定以上に伸びる。配当は年142円(前期は102円)と、従来予想より36円積み増す。
売上高は10%増の1650億円、営業利益は24%増の280億円となり、それぞれ50億円と35億円上方修正した。原価を低減するほか、利益率の大きい水処理プラントのメンテナンスなどの売り上げが想定を上回る。政策保有株式の売却は純利益を押し上げる。
同日発表した24年4〜9月期の連結決算は、売上高が前年同期比14%増の743億円、純利益が47%増の81億円だった。
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