ソニーグループはアニメ「鬼滅の刃」などのコンテンツの世界観を体験できる施設を2日に開業する。施設ではソニーのもつ音響や映像技術を活用し、アニメや音楽、ゲームなどの知的財産(IP)の世界観に没入できる。作品のファンの若者や訪日客の需要を見込む。
「CREATIVE MUSEUM TOKYO」を東京都中央区の京橋に戸田建設が建設した「TODA BUILDING」の6階に開く。展示室の広さは約1200平方メートル。ソニーG傘下のIP管理会社、ソニー・クリエイティブプロダクツ(東京・港)が運営する。期間2〜3カ月の展示を年に数回開催し、年間100万人の来場を見込む。
鬼滅の刃のアニメはソニーグループ傘下のアニプレックス(東京・千代田)が手掛ける。ソニーの持つゲームやアニメなどのIPを集めた施設は初めて。映像に合わせて風が吹いたり床が振動したりといったソニー独自の技術を掛け合わせ、自社の持つIPの活用の裾野を広げる。テレビ局や出版社など他社のIPも扱う。
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