リコーITソリューションズが手掛ける観光ガイド作成支援サービスのイメージ画面

リコーのIT(情報技術)子会社リコーITソリューションズ(横浜市)は1日、スマートフォン向けの観光ガイドサイトを作成できるサービスを始めたと発表した。人工知能(AI)を活用し、クラウド上で多言語対応で音声も活用したガイド画面を手軽に作成できる。訪日外国人(インバウンド)の急増する中、観光関連事業者や自治体の業務負担の軽減につなげる。

サービス名は「デジタルガイドデッキARGS(アーグス)」。観光事業者がパンフレットやウェブサイトの文章や写真を専用フォームの指示に従って入力すると、スマホ対応の観光ガイドが簡単に作成できる。AIが英語や中国語、タイ語など多言語に翻訳し、音声ガイドもつけられる。一連の作業が1時間ほどで完了する。

完成したサイトの閲覧数も確認できる。サービスの提供価格は非開示。

【関連記事】

  • ・リコー社長の本気、ファンドも振り向く 狙うは利益倍増
  • ・リコー、英国に産業印刷の新会社 欧州の販売機能集約

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。