介護事業などを手がける子会社を売却することで合意した(写真はイメージ)

AIAIグループは30日、傘下で介護事業などを手掛けるAIAI Life Care(東京・墨田)をQLSホールディングス(HD)に売却することで合意したと発表した。AIAIグループは認可保育施設などの領域に経営資源を集中させる戦略を掲げており、子会社を売却する。

30日にAIAIグループとQLSHDが事業譲渡に関する基本合意書を締結した。売却額や既存の事業所、従業員の扱いなどについては今後詰める。売却によるAIAIグループの連結業績への影響は「精査中」としている。AIAI Life Careはサービス付き高齢者住宅や訪問介護などの事業を展開している。

AIAIグループは保育、教育に加えて、発達支援などを手がける「療育」の3事業の相乗効果を高める戦略を掲げており、経営資源を集中させる。QLSHDは首都圏や関西エリアを中心に介護事業を展開しており、相乗効果を発揮できると判断した。

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