京成電鉄が31日に発表した2024年4〜9月期の連結業績で純利益は前年同期比2%増の214億円だった。インバウンド(訪日外国人)の増加に伴い、特急「スカイライナー」など成田空港を発着する路線の利用が好調だった。
売上高にあたる営業収益は同7%増の1580億円、営業利益は同45%増の220億円だった。25年3月期の通期業績予想は据え置いている。
また京成電鉄は25年1月1日に1株を3株に分割することも発表した。31日の終値(3992円)ベースで1単元(100株)あたり39万9200円の最低投資金額を引き下げる。個人投資家を中心に幅広い投資家へ訴求して購入を促し、流動性を高める狙い。
株式分割後の最低投資金額は足元の株価をもとに試算すると13万円程度に引き下がる。東京証券取引所は個人投資家が投資しやすい環境を整備するため、50万円未満を望ましい投資単位として明示している。
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