大塚ホールディングスは31日、2024年12月期の連結営業利益(国際会計基準)が前期比2.3倍の3200億円になりそうだと発表した。従来予想から180億円引き上げる。研究開発費の減少や原価率の改善などで利益が上振れする。純利益に変更はない。
売上高にあたる売上収益は14%増の2兆3100億円。従来予想から50億円引き下げる。医薬品や消費者向けの事業が好調だが為替の影響がでる。想定為替レートは1ドルあたり2円高い150億円に見直した。
同日発表した2024年1〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比18%増の1949億円だった。売上収益は17%増の1兆7300億円。医薬品事業では抗精神病薬「エビリファイメンテナ」や腎臓病治療薬「ジンアーク」が好調だった。
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