30日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=153円台前半で取引された。
午後5時現在は前日比16銭円安ドル高の1ドル=153円32~34銭。ユーロは31銭円安ユーロ高の1ユーロ=165円87~91銭。
衆院選の結果を受けた政治情勢の不透明感を警戒し、日銀が追加利上げに動きにくくなるとの観測からドルを買って円を売る動きが優勢だった。一方、利益確定のドル売りの動きも見られた。
市場関係者は「31日の金融政策決定会合後に予定される日銀の植田和男総裁の発言や今後の米大統領選を前に様子見ムードが広がっている」と話した。
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