日本の主な自動車メーカーが発表したことし4月から先月までの今年度上半期の販売台数は、アメリカでは現地で販売を行う6社のうち5社で増加しました。

ハイブリッド車やSUV=多目的スポーツ車の販売が好調で、
▽トヨタ自動車が116万4430台で昨年度の上半期より0.4%増えたのをはじめ
▽ホンダが72万2671台で5.3%
▽スバルが34万616台で5.2%
▽マツダが21万3345台で15.8%といずれも増えています。

一方、中国では現地メーカーのEVとの価格競争が激しく、現地で販売を手がける5社すべてで減少しました。

▽トヨタ自動車が86万6541台で昨年度の上半期より13.7%減少したほか
▽ホンダが38万2016台で37.6%
▽日産自動車は32万9707台で14.3%減るなど苦戦が続いています。

また、今年度上半期の世界全体の販売台数は、
▽トヨタが502万台余りで2.8%
▽ホンダが184万台余りで6.4%
▽日産が158万台余りで3.8%、いずれも減少し、中国で販売台数が多いメーカーの販売が落ち込んでいます。

主力市場のアメリカと中国で競争環境が変化する中、日本メーカーは戦略の見直しを迫られています。

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