ライブ配信事業を手掛けるjig.jpは30日、2024年3月期の期末配当予想を3円42銭にすると発表した。従来予想から52銭の引き上げとなる。同日に前期の業績予想を上方修正しており、目標とする配当性向20%に合わせる。
30日、前期の連結決算は売上高が前の期比16%増の122億円、純利益が23%増の12億円になりそうだと発表した。ゲーム性を取り入れたイベントの効果で利用者の平均課金額が増加。アップルなどアプリ内の課金からクレジットやキャッシュレスなどでの決済に移行する顧客が増え、手数料コストも圧縮した。
前期は創業20周年を記念して配当性向を20%程度と定め、年間配当を5円71銭とした。25年3月期以降の配当性向は10%程度を想定しているという。
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