インターネットイニシアティブ(IIJ)は29日、ウェブサイトの閲覧履歴などを保存する「クッキー」利用の同意を確認するバナー表示の自由度を高めるサービスを始めたと発表した。バナーの位置や表示スタイルを複数選択することができる。食品などブランド商品のウェブサイトを運営する企業に対して展開する。
クッキーの同意確認は個人情報保護に関する透明性を高めるために使われている。IIJによると、ウェブサイトのデザインを損なうといった理由からブランド商品のサイトでは導入が進んでいないという。
新サービス「STRIGHT(ストライト)」では、サイトの一部をクリックすると表示されるようにしたり、表示位置を選択できるようにしたりして目立たなくすることを可能にした。
1年で5000契約の獲得をめざす。ウェブサイト訪問者数が1日あたり50万人までのサイトであれば月額換算1万円で提供し、サポート内容などによって追加で課金する。
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