北海道千歳市では25年4月の試作ライン稼働に向けラピダス工場の建設が進む(24日)

パーソルホールディングス傘下のパーソルテンプスタッフ(東京・渋谷)は、北海道千歳市にオフィスを開いた。苫小牧市に設けていた事業所を移転した。最先端半導体の量産を目指すラピダスが進出した千歳市での営業網を強化し、半導体関連企業の人材ニーズに応える。

「千歳オフィス」として営業し、半導体関連企業を中心に人材を派遣する。2028年度末までに千歳市と恵庭市、苫小牧市及びその近郊で400人の雇用創出を目指す。

千歳市におけるパーソルテンプスタッフの派遣就業者数(24年9月実績)は、ラピダスが同市での工場建設を表明した23年2月に比べ2倍に増えた。同市はラピダス工場に加え、新千歳空港が立地しており空港や観光関連の人材需要も見込める。今後も派遣などのニーズが大きく伸びるとみて移転を決めた。

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