アサカ理研は28日、日本政策投資銀行をアレンジャー(主幹事)とするシンジケートローン(協調融資)で60億円を調達することを決めたと発表した。いわき工場(福島県いわき市)内に建設計画のリチウムイオン電池の再生工場への投資資金に充てる。12月3日付で契約する予定。参加金融機関は未定としている。
アサカ理研は2026年中の稼働を目指して、廃棄されたリチウムイオン電池からリチウム、コバルト、ニッケルなどのレアメタル(希少金属)を回収・再生する工場を建設する計画を打ち出している。総投資額は70億円の予定だ。
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