機能性衣料品を手掛けるTENTIAL(テンシャル、東京・品川)は28日、三井住友銀行など3行とシンジケートローン(協調融資)契約を結んだと発表した。コミットメントライン(融資枠)は総額20億円で、年末のギフトシーズンに向け疲労回復を促すとされるリカバリーウエアの在庫を増やすなど運転資金に充てる。
今回の協調融資は三井住友銀行が主幹事となり、りそな銀行と商工組合中央金庫が参加した。契約期間は28日から1年間で、延長申し込みオプションがつく。テンシャルは10月に主力のリカバリーウエア「BAKUNE」でベロアやサテンなどの生地を使った新製品を発売した。生産は外部に委託しており、在庫を確保してクリスマスなど年末のギフト需要を取り込む。
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