シュテファン・カウフマン氏

 オリンパスは28日、シュテファン・カウフマン社長兼最高経営責任者(CEO)=(56)=が同日付で辞任したと発表した。同社はカウフマン氏が違法薬物を購入していたとの通報を受けて内部調査を実施。行動規範に相いれない行為をしていた可能性が高いと判断し、取締役会が辞任を求めた。

 竹内康雄会長(67)が当面の間、CEOを務める。

 カウフマン氏はドイツ出身。2003年にオリンパスの欧州グループ会社に入り、オリンパス執行役員などを経て23年4月から社長を務めていた。

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