岩谷産業は24日、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)で運航する水素燃料電池船「まほろば」が完成したと発表した。大阪・中之島からユニバーサルシティポートを経由して会場の夢洲(ゆめしま)に至る航路を客を乗せて移動する。二酸化炭素(CO2)排出ゼロの水素燃料電池船を生かし、万博で環境技術の高さを世界にアピールする。
水素燃料電池船は全長30メートル、幅8メートル。2階建てで最大150人が乗船できる。水素と酸素を反応させて生まれる電気を動力源とする。今後は運航の実証段階に入るという。
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