24日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=152円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比29銭円安ドル高の1ドル=152円64~65銭。ユーロは42銭円安ユーロ高の1ユーロ=164円67~69銭。

 米国の景気減速懸念が和らぎ、FRBの利下げペースが緩やかになるとの見方が広がった。米長期金利の上昇を受けて日米の金利差拡大が改めて意識され、円売りドル買いが優勢だった。

 外為ブローカーは、11月5日の米大統領選を前に「トランプ前大統領の勝利を想定したドル買いも目立つ」と指摘した。減税を公約とするトランプ氏が勝利すれば米長期金利がさらに上昇する可能性があるという。

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