浜松ホトニクスが中心となり設立した公益財団法人光科学技術研究振興財団(理事長・昼馬明浜ホト会長、浜松市)は最先端の科学を通じて地域住民と新しい文化を考える「第41回 浜松コンファレンス」を11月3日に開く。核融合エネルギー実用化のカギとなる「パワーレーザー」をテーマとした講演や音楽鑑賞を提供する。

核融合エネルギーは原子力発電などに使われる「核分裂」に比べ安全性が高く持続可能性に優れているとされ、世界中で研究が進められている。日本のパワーレーザー研究をけん引してきた大阪大学の児玉了祐教授(レーザー科学研究所長)が講師を務め、「パワーレーザーの変革と革新」の演題で研究の歴史と最新成果を紹介する。

音楽鑑賞では、富士山静岡交響楽団の団員が弦楽四重奏でモーツァルトや山田耕筰などの古今東西の名曲を中心に届ける。会場はアクトシティ浜松(浜松市)で、午後1時半から。入場無料で定員は1000人(先着順)。ホームページ(https://www.refost-hq.jp/)から事前申し込みが必要となる。

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