ファーストリテイリング傘下のユニクロは23日、「ユニクロ新宿本店」(東京・新宿)の内覧会を開いた。新宿本店は25日のオープンを予定する。欧米のユニクロで人気の商品を逆輸入して販売するほか、日清食品や中村屋など地元の企業とコラボレーションしたTシャツなども発売する。
オープンを記念して欧州や米国のみで販売したダウンジャケットやダウンコートなど17品を販売する。日清食品の即席麺「カップヌードル」やカンロのアメが描かれたTシャツなど地元8社・店舗とのコラボTシャツも発売するほか、新宿・歌舞伎町のゴジラのオブジェにちなみゴジラをあしらった限定Tシャツも取り扱う。
新宿本店は家電量販店「ビックカメラ」との共同店舗で2022年に閉店した「ビックロ新宿東口店」の跡地に再出店する。最新の売り場づくりや商品をそろえたユニクロのブランドを象徴する「グローバル旗艦店」としてオープンする。国内のグローバル旗艦店は4店舗目で、海外を含め16店舗目になる。
内覧会でファストリの遠藤真広グループ執行役員は「2500店ある中で世界一の売り上げの店を目指したい」と意気込んだ。新宿本店のトータルプロデューサーの佐藤可士和氏も「ここから新しい未来をつくっていくという意気込みでやっていきたい」と話した。
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