鈴木俊宏社長(前列中央)も参加し、ファンとの交流や記念撮影に応じた(20日、スズキ浜松工場)

スズキはスポーツバイク「GSX-R」シリーズやその派生の「GSX-S」シリーズのファンを集めたイベントを二輪車を製造する浜松工場(浜松市)で初開催した。レースライダーや開発担当者らによるトークショーのほか、希望した来場者に初めて生産ラインを公開し、ファンの満足度を高めた。

「GSX-S/Rミーティング2024」はグループ販売会社の主催で20日に開きバイク約1800台、約2000人が来場した。すでに実施する「KATANA(カタナ)」や「Vストローム」に続くファンの集い。1984年にGSX-Rを日本で発売して40周年を記念し、85年の世界発売から40周年のプレイベントとも位置づけた。

スズキ浜松工場の生産ライン見学には長蛇の列が出来た(20日、浜松市)

スズキが一般向けに工場の見学を実施したのは初めてという。希望者を10人ほどのグループごとに順次案内し、一時は30分〜1時間待ちの行列ができた。鈴木俊宏社長は「ファンが予想以上に来てくれた。どうやって造っているかを見てもらいたかった」と話し、他のファンミーティングでの実施にも意欲を示した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。