衣料品ブランド「ニューヨーカー」を展開するダイドーリミテッドは22日、所有していた絵画2点を8月に売却したと発表した。売却益は約1億600万円で、2024年4〜9月期の連結決算に特別利益として計上する。経営効率化が目的で、9月には所有する福利厚生施設を2億5900万円で売却する方針も示している。
経営不振が続いたダイドーは6月の株主総会でアクティビスト(物言う株主)のストラテジックキャピタル(SC、東京・渋谷)から経営陣刷新を求める株主提案を受け、取締役の一部にSCが提案した候補者が就いた。7月には最大50億円の自社株買いなどの株主還元策を発表していた。
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