大阪ガスは21日、電気自動車(EV)向け蓄電池の劣化具合を診断する技術の実証試験を月内に始めると発表した。蓄電池の開発ノウハウを持つ子会社のKRI(京都市)と組み、グループ内の社用車を使って検証する。診断技術を通じて電池の長寿命化につながる充電や運転のあり方を探り、自社のEVリース事業に生かす。
蓄電池は充電の頻度や運転の仕方によって劣化の進行度合いが変わるという。今回の実証を経て、2025年度にも診断技術をグループ内で実用化する。リース中の車両に搭載した蓄電池の寿命を個別に把握するといった用途にも応用する。
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