ダノンジャパンが賞味期限を延長する6ブランドのヨーグルト

仏食品大手ダノンの子会社、ダノンジャパン(東京・目黒)は21日、主力のヨーグルトで賞味期限を延長すると発表した。2025年1月中旬出荷分から、「ダノンビオ」など6ブランドの賞味期限を42日間にする。これまでは33〜39日間だった。食品ロス削減を目指す農林水産省の呼びかけに応える。

味の変化など時間経過による品質への影響を調べるテストを通じて、賞味期限を延ばしても問題ないことを確認した。ダノンジャパンが群馬県館林市の工場で生産するヨーグルトでは、ダノンが独自に見つけた乳酸菌を使っており、時間がたっても酸味が強くなりすぎないようにしている。

食品や小売りでは消費・賞味期限の延長が相次ぐ。明治はチーズなどで8月生産分から賞味期限を延長した。ローソンは7月から、セブン―イレブン・ジャパンは3月からおにぎりの消費期限をそれぞれ延長した。店頭に並べられる時間を長くして食品の廃棄を減らす。

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