仙台市の繁華街、国分町の飲食店経営者などで作る団体K.Kグランプリ実行委員会は26日、同地区の元鍛治丁公園でカラオケイベントを開催する。新たな定番として定期イベントに育てていく方針だ。新型コロナウイルス禍や若者の酒離れなどで遠のいた客足を呼び戻す狙いがある。
国分町にある飲食店やスナックなどから選出された20人がカラオケの点数を競う。カラオケ機器が算定する点数に加え、3人の審査員と来場者の点数の合計で算出する。公園内では屋台などを設け、飲食しながら楽しめるようにする。来場は無料で、座って観覧できるスペースも用意する。
同実行委員の天野勇剛氏は「国分町はカラオケなど2次会での利用が多くイベントとの親和性が高い。飲食店に訪れるきっかけとしてほしい」と話す。イベントには仙台市や宮城テレビ放送などが後援する。
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