ホクレン農業協同組合連合会(札幌市)などは17日、2024年産北海道米の新米発表会を札幌市内で開いた。北海道米イメージキャラクターのマツコ・デラックスさんが新品種「そらきらり」を試食し「一粒一粒が粒立っていておいしい。丼や雑炊にしても米が負けない」と太鼓判を押した。
農林水産省が発表した9月25日時点での24年産米の作柄概況は、103(やや良)で6年連続の豊作となった。ホクレンの篠原末治会長は「天候に恵まれ順調に生育した」と分析する一方、「直近では米が店頭から消えるなど消費者が不安を感じる事象が起きたため、北海道が安定的な米の供給を担うには持続可能な生産と販売が必要になる」と語った。
ホクレンによると、「ゆめぴりか」「ななつぼし」は日本穀物検定協会の食味ランキングで最高位の「特A」ランクを14年連続で獲得している。同席した北海道の鈴木直道知事は、「全国に北海道米のファンが増えることを期待し、おいしさをアピールしていきたい」と述べた。
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