開幕した「日経メッセ大阪」(17日午前、大阪市住之江区のインテックス大阪)

次世代の店舗づくりなどに関する総合展「日経メッセ大阪」(主催は日本経済新聞社など)が17日、インテックス大阪(大阪市)で始まった。加盟店を募集するフランチャイズ(FC)本部のほか、小売業向けシステム会社など228の企業・団体が出展。開催期間は18日までの2日間で、約1万3000人の来場を見込む。

関西最大規模となる100社以上が出展する「フランチャイズ・ショー大阪」など4つの展示会で構成する。「リテールテック大阪」では、人手不足など小売業が抱える課題を解決する技術を紹介。仮想現実(VR)ゴーグルを使った買い物を体験できるほか、冷蔵・冷凍品に対応したスマートロッカーを展示する。

「SECURITY SHOW 大阪」では、人工知能(AI)を使った監視カメラや警備ロボットなど最新の防犯製品を紹介する。

「JAPAN SHOP 大阪」では照明やインテリアなど、店舗での空間演出を提案する。インバウンド(訪日外国人)の増加や2025年国際博覧会(大阪・関西万博)をふまえ、香川県の伝統工芸品「讃岐桶樽(おけだる)」の技術をいかしたソファなど日本の文化を取り入れた装飾も登場する。

開催時間はいずれも午前10時から午後4時半まで。関西地区で日経メッセ大阪を開催するのは4回目となる。

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