連合は来年の春闘で、定期昇給分を含めて5%以上の賃上げを要求する方針案を固め、中小の労働組合については、さらに1%以上を上乗せして、6%以上の賃上げを要求する見通しです。
これについて日本商工会議所の小林会頭は、17日の会見で「目標感、心意気はよしだと思う。大きな目標として、デフレから脱却して正のスパイラルに入っていこうというためには賃上げが必要だ。われわれも一生懸命努力する」と述べ、デフレから完全に脱却するため、企業には高い水準の賃上げに向けて努力が求められるという考えを示しました。
一方、今年度の補正予算案をめぐっては、「経済対策を中心にして補正予算を組んでもらえるのは、経済団体としては歓迎する。一概にばらまくという形ではなく、メリハリの効いた支援にしてもらいたい」と述べました。
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