【ニューヨーク時事】米ブルームバーグ通信は28日、「物言う株主」として知られる米エリオット・マネジメントが数百億円を投じて住友商事株を取得したと報じた。日本の商社を巡っては、ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイが住商や三菱商事を含む五大商社への投資強化に動いていることが注目を集めている。

報道によると、エリオットは株主価値を高める取り組みなどについて住商と意見交換した。出資時期や保有比率などの詳細は明らかになっていないが、26日の終値に基づくと、100億円分の取得は発行済み株式総数の0.2%に相当するという。

住友商事の看板=2月、東京都千代田区

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。